引っ越しました

http://evenpace.tumblr.com/ に引っ越しました。

2016年6月30日木曜日

バイオレーサー 5000

自転車屋のワイズロードが、フィッティングサービスをやっている。それを、少し前にやってきた。

バイオレーサー 5000 というやつだ。身体測定をして、そこから適切なポジションを割り出してくれる。バイクを持って行くと、できるだけ、そのポジションを反映してくれる。おそらく、 www.bioracer.com をライセンスしてもらってるんだと思う。

シマノが展開しているサービスも、 www.bikefitting.com のライセンスだし。RETUL もそうだし。

ただしバイオレーサー 5000 には、モーションの解析はない。

動機

そもそも、なんでこのサービスを受けようと思ったかというと、当然ながらポジションを変えたいからだ。で、いいポジションにしようとすると、どうしても膝や太ももが、上半身に当たりそうになる。おそらくクランクが長いんだろうなと仮定していた。

ところがクランクって、クランクセットでしか売ってなさそうだし高そうだし、工具も高そうだしってことで、あんまり失敗したくないのだ。あと、ほんとに、クランクを短くするアプローチが正しいのかも、自信がなかった。

結果

やっぱりクランクを短くしたほうがよいらしい。適切長さは 167.5mm なんだけど、シマノだとデュラエースだけらしい。高いよ。筋力もないし、165mm のクランクでもよさそう。

一方でうまくポジションを作れなかったのは、ハンドルが近すぎたのも原因のひとつだった。ステムは変えずに、いちばん低くして、エアロバーを一番遠くした。これでサドルを前に出そうとすると、BBからサドルまでを一定の距離にすると、すこしサドルを上げる事になる。そうすると、なんとまあ、腹と太ももの角度が広がり、一気に漕ぎやすくなった。

ところで

今回はクーポンがもらえた。ワイズロードで買物をするときに使える。それが、6月30日、すなわち今日までだ。あーあ。使えるのかなぁ。だいたい何を買うか決めてないんだよなぁ。タイヤ、チューブ、エナジージェルみたいな消耗品を買おうかな。




2016年6月26日日曜日

コスパがよさそうなパワーメーターは、これではないか?

つい昨日に、パワーメーターを買わないと宣言した舌の根も乾かないうちに、別の可能性に気付いた。パワータップ C1 だ。

パワータップ C1 は、センサーとフロントのチェーンリングがセットで販売されている。PCD 110 に適合する。価格は10万円前後だ。

まず PCD 110 なので、手持ちのチェーンリングと交換して、BBとクランクはそのままでよい。クランクセットを買い替えなくてよい。

チェーンリングの重量や耐久性は気にしない。スポーツとして使えるだろうから。数百グラムというのは、私にとってほとんど誤差である。

ペダルもそのまま使える。

クランクやペダルではなくて、チェーンリングのひずみで測定するので、両足のパワーを測れる。



パワーメーターを買わない

定期的に「パワーメーターを買いたくなり、いろいろ考えた末に買わない。」ということをやっている。定期的に同じ思考過程で、同じ結論に至るのは、完全に無駄なので、その思考過程を残しておく。

前提


前提として、私はパワーメーターが欲しいのではなくて、バイクのパフォーマンスを上げたい。パフォーマンスを上げるために、適切な練習をしたい。そのために定量的な指標が欲しい。それがパワーメーターであり、かつ、パワーメーターの費用対効果が高いのならば買いたい。

毎日200円の水素水を3ヶ月飲み続ければパフォーマンスが20%向上するのであれば、パワーメーターは要らない。そういうことだ。

問題


現時点で、自分が負荷を定量的に測る手段は、心拍、ローラー台での速度(空気抵抗が含まれない)、固定ローラーの負荷(1~7)である。

心拍は体調や気温に左右されるけれど、身体にかかっている負荷を測るには、比較的信用のできる数字である。問題は、1分程度の短い時間で、大きな負荷をかけたとき、心拍では負荷を測れないことだ。心拍が負荷に追従するのに時間がかかり、追従する頃には負荷をかけおわっている。

ローラー台での速度は、自分の出力としては信用できる。ただし、この数字は、実走するときにうける空気抵抗が考慮されない。ローラー台で30km/h 出すよりも、外で 30km/h 出すほうがしんどい。室内練習での 20km/h と 30km/h の大きさは比較できるけれど、どのくらい大きいかは比較できない。

固定ローラーの負荷は、同じスピードで走っているときには、相対的には比較できる。けれども、大きさの規模は比較できないし、これも空気抵抗が考慮されない。

パワーメーターを使うと、自分の体が出力したパワー(単位時間あたりのエネルギー)を測れる。200W と 400W を比較したら、後者のほうが2倍大きいことが分かる。

この情報を得るために、いくら支払うだろうか? ちなみに私の自転車は、17万円くらいだ。なんとなく、10万円未満で済ませたいなぁと思っている。

候補


クランクで測る方式


クランクに組み込むタイプのは、たいてい特定のコンポーネントにセンサーをくっつけたのを購入することになる。大昔に買った私のバイクについてるクランクは、Truvativ GXP の古いモデルなので、対応しているのがない。CDP 110 規格っぽいんだけど、最近のシマノやSRAMのクランクは、そんな規格ではないっぽくて、取り付けられない。

じゃあ、クランクセットごと交換することになるんだけど、安いセンサーが5万円、クランクセットが5万円とかで10万円になる。予算内におさまりそうだけど、そうはいかない。

パワートレイン系が古い105で組まれている。クランクセットだけでいいのか、フロント・ディレイラーはいいのか、という話になる。で、旧105はリアが10速なのだ。一方現行の105は11速である。新しいフロントディレイラーは、旧い10速リアと合うのか、と。そんなの交換したら、シフトレバーだって交換することになる。

もうバイク買うわ、という気分になってくる。

ペダルで測る方式


ペダル側にセンサーがあるやつもある。こちらは、少し現実的だ。Garmin Vector 2 とかで、10万円弱。ところが、これルックとか、スピードプレイにしか対応していない。シマノのがだめだ。スピードプレイにすると、ペダルごと交換することになるので、これまた出費になる。ルック対応のなら、ぎりぎりいけそうだけど、ルックのクリートは滑るとよく書かれている。トランジットで滑ったら大怪我だよなぁ、本末転倒だよなぁ、ほんとに転倒だもんなぁ。という気分になってくる。

結論


だから買わない、っていうメモのはずだった。でも、ルックのクリートくらい、数千円で買えるんだから、一度シューズにとりつけてみて、それですべるようだったら、買わないっていう結論にしてもいいかも知れない。

ちなみに10万円を超えるくらいなら、練習グッズだとか、ジム通いとかにお金をかけたほうが速くなるんじゃね、というが、10万円の根拠である。