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2013年9月2日月曜日

勝田茂「入門運動生理学」

運動生理学を勉強しようと思い、まずは1冊購入して読みました。勝田茂の監修による「入門運動生理学」という本です。勝田氏のことはまったく知りません。スポーツトレーナ向けっぽい印象ですが、スポーツトレーナがどんな勉強をするのかは知りません。

この本に書かれているトピックが、まさに私が知りたかったことです。筋力とはどういうことなのか、筋トレをすると何が起こるのか、心肺機能とは何か、その構成要素は何か、といったところです。

そしてこの分野は、日進月歩で、昨日までの常識が、明日から周回遅れのロートル知識扱いになる、という噂を聞いています。ですので、この本の知識だけを鵜呑みにせず、これからも少しずつ知識や情報を仕入れていきます。

筋トレで何が起こるか

これはなんとなく聞いたことがある知識の再確認でした(しつこいですが、この本を読む限り)。筋トレをすると、いままで持ちあげられなかった重りを持ち上げられるようになります。ざっくり筋力といいましょう。

のとき、最初は筋肉が多くならない、つまり筋線維は増大しない。まず神経系の向上によって使われていなかった筋線維が使われるようになることで、筋力が上がります。さらに継続して筋トレすると筋線維が増えます。

なのでボディビルディング的に、筋肉を大きくするには数ヶ月かかりますが、筋力を向上させるにはもっと短い期間でできるということです。

心肺機能とは何なのか

トライアスロンのようなエンデュランス系競技で重要な心肺機能ですが、これはなんとなくでしか分かっていませんでした。

色々な要素があるわけですが、前提としてトライアスロンは数分で終わるのではなくて、少なくとも1時間程度の競技だ、とします。そのため、継続的に酸素と二酸化炭素のガス交換が必要になります。最大酸素摂取量 VO2max というやつです。これは以下の式で求められます。

心拍数 × 拍出量 × ガス交換率

インターバルトをはじめとする AT 系トレーニングをすると、心臓が成長して拍出量が多くなります。これにより VO2max が上がります。

肺でのガス交換率には良い知らせと悪い知らせがあります。肺と血管の接触面積に依存し、肺の大きさは体の大きさでほぼ決定するため、トレーニングでは向上しません。これが悪い知らせ。一方、トレーニングすると、筋肉側の毛細血管が増えて接触面積が増え、ガス交換率が上がります。これが良い知らせ。酸素を運搬する赤血球のヘモグロビンが増えるかどうかは不明。


そんなわけで、ただ闇雲に走るのではなくて、心肺機能を向上させたいからこういうペースで走るのだ、という風に考え、そして測定できるようなるとっかかりにしたいと思います。

ところで酸素負債というコンセプトがあって、これが非常に興味深いので、またいずれ。



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