まったく解せない。「それなら全部」の前後で話がつながらない。全部やってしまえば一番過酷だろうけど、最初の課題にぜんぜん答えてない。
英語版の Wikipedia には、違うニュアンスで書かれている。こちらはソースが一応ある。
Among the participants were representatives of both the Mid-Pacific Road Runners and the Waikiki Swim Club, whose members had long been debating which athletes were more fit, runners or swimmers. [...] Collins suggested that the debate should be settled through a race combining the three existing long-distance competitions already on the island.
(超訳:ミッド・パシフィック・ロード・ランナーズとワイキキ・スイム・クラブは、長い間、ランナーとスイマーのどちらのフィットネスレベルが高いかを議論していた。[...] コリンズは、オアフ島にすでに存在する、3つの長距離レースをまとめてレースして、議論に決着がつけることを提案した。)
「フィットネスレベルが高い」と訳した箇所の原文は「more fit」だ。fitness の fit。健康状態が良好という意味だけれど、文脈からは、競技能力の高さを議論しているような気がする。引用には含めていないが、コリンズは、サイクリストの酸素摂取量を指摘したり、カリフォルニアで開催された混合競技の出場経験もある。
何気なく Ironman Hawaii 2005 の DVD を観ていたら、コリンズ夫妻のインタビューが収録されていた。「ランナーとスイマーのどちらが優れたアスリートか、議論になっていた。」「全部合わせた競技をやって、完走できた奴が一番優れてるだろ、って話だ」と話している。
「どの競技が過酷か?」ではなくて「どの(競技の)選手が優れているか?」が議論になり、全部やって確かめよう、という話のようだ。
結果として、トライアスロンは、スイム、バイク、ランとは異なる競技になった。競技によって、その人の相対的な競技能力は異なるので、もはや、スイマーとトライアスリートのどちらが〜、と議論をする人はいない。
ただ、こんな能書きを垂れている私よりも、トレーニングをしている人のほうが、競技能力が高いのは間違いない。
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